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イスラム過激派、アブサヤフの本拠地として有名になったイスラム教徒自治区（ＡＲＭＭ）バシラン州のアクバル知事は二十八日、国軍、警察当局の強力な作戦でアブサヤフはバシラン島から追い出され、同州は過去と違って平和になったことを力説した。その証拠として同知事は、五日に行われた自らの就任式にマニラから四人の映画スターが列席したことを挙げた。島内トゥブラン町では、国軍とアブサヤフとの激しい戦闘を逃れてバランガイ（最小行政区）から去った住民らも、自宅に戻り始めているという。
同知事は、同島にはココナツ、ゴム、海産物など投資家の注目を集める資源が豊富だと強調、政府に対し内外資本の投資促進への助力を求めた。（29日・ビジネスワールド）
