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ハロハロ

2004/4/19 社会

 さすがは「常夏の国」の真夏。日中は三五度前後で、このところのマカティは半端な暑さではない。先日、自虐趣味ではなく、たまたま車がなかったので、太陽が射るように照りつける昼下がりに木陰を縫うようにしてオフィスへ出掛けた。歩いている人はいない。自宅から徒歩七分。決して長い距離ではないが、オフィスにたどり着くと、いつまでも汗が吹き出ておさまらなかった。

 この「徒歩七分」の受け取り方が日本人とフィリピン人で対照的だった。以前、日本にいる知人に「職住隣接」の近況を知らせ、「出来るだけ歩くようにしている」と書き添えた。すると「車に乗ることがあるのですか」と、まるで詰問するような口調の便りが届いた。同じ話題をフィリピン人の友人にすると、「車に乗らないことがあるの」

 うだるような、フィリピンの暑さを知れば、日本の知人も納得してくれるに違いないが、こんな単純なことでも二つの国で異なった反応を見せる。こちらが深刻に受け止めた問題でも、相手は「ノープロブレム」(問題ない)で片づけることもある。効きすぎたエアコンで汗に濡れた下着の冷たさを感じながら、「相互理解」は口にするほど容易ではないと思った。 (濱)

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