選挙がらみの流血を避けるために運用されている銃規制について、レイテ州ヒンダン町ザパレタ・バランガイ(最小行政区)のベネディクト議長はこのほど、同町に対し同規制解除を申し入れた。
同議長は、銃規制によりバランガイの治安要員が銃を携行できず、犯罪がはびこるとの懸念を表明。六日に開かれた同町のバランガイ議長総会で喝さいを浴びた。
総会の代表を務めるファエルナー議長も「せめて試しに一週間だけでも規制を解除するべき」と訴えている。
国家警察は、バランガイ議長が登録した銃については携行を許可しているが、それだけでは不十分との意見は根強い。ザパレタでは四日、ヒンダン町長が何者かに射殺される事件が起きたばかり。(7日・サンスター)