携帯電話最大手のスマート社はこのほど、北欧のノキア・ネットワーク社と、GSMシステムと呼ばれる携帯電話の事業拡張契約を2億ドルで結んだ。同社は同システムを使用することで、契約者数を現在(今年6月末現在)の360万人から、今年末までに600万人、さらに2002年中に約3倍の1千万人台に乗せることが可能。契約によると、ノキア社はスマート社に対し、モバイル・スイッチ・センターやショート・メッセージング・システムを供給するほか、現在の送受信基地に比べ2倍の容量を持ったウルトラ・サイト・ベースと呼ばれる送受信基地を1,000カ所以上を設ける予定。
econoTREND
2001/8/14
社会