中央銀行によると、今年3月末現在の貯蓄銀行(スリフト・バンク)の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は11.53%で今年2月の12.20%から減少した。昨年同月末の12.24%と比べても減少している。不動産市場、特に低価格住宅など住宅購入への融資が増えたために貸出金融資産が増大し、今回の不良債権率の減少につながった。銀行間融資を除いた今年3月の不良債権比率も12.03%で、今年2月末の12.74%から減少している。
econoTREND
2001/7/31
社会