米国に本拠を持つ投資銀行、レーマン・ブロスは、新政権下で経済の復調が見込まれるとの理由で、2001年度のフィリピンの国内総生産(GDP)の成長予測を当初の2.9%から3.2%に上方修正した。政府の成長率予測は3.8─4.3%。同行によると、国内需要の伸びが鈍化しているのに加え、日本や米国といった最大貿易相手国の経済低迷が見込まれるため、今年度の成長率は昨年度より落ち込むとみている。
econoTREND
2001/2/6
社会