中央銀行は、2001年度の国内資金の総供給量に当たるM3の目標成長率を00年度と同じ15%に設定した。これによって、今年度の国内総生産(GDP)の目標成長率2─3.5%を達成したい考え。中銀は、M3の増加などで01年度のインフレ率が8%に上昇するとみている。しかし、GDPがゼロ成長に落ち込み、インフレ率が2けた台になる可能性は否定しており、国内経済は不況下における物価上昇(スタグフレーション)には陥らないとの見通しを示している。
econoTREND
2001/1/6
社会