政府は、今月中に保有するマニラ電力(メラルコ)の株式(持ち株比率10%)、および政府系テレビ会社IBC13を売却する方針。売却益はそれぞれ110億ペソ、20億ペソ規模に上ると見積もられている。メラルコ株を売却する代わりに、政府保有メラルコ株との交換が可能な国債を発行することも検討している。政府は、凍結されているサンミゲル社の株式27%と交換可能な国債10億ドル相当を発行するもよう。しかし、この国債の発行によって得られる資金は国庫には納入されず、ココナツ農家支援のための基金として用いられる予定。
econoTREND
2000/12/5
社会