ヤマハ発動機の2輪車の国内組立・販売権を保有するノルキス・トレーディング社は、今年12月からセブ州マンダウエ市にある工場を一時閉鎖すると発表した。同社は、部品の9割を日本から輸入しているが、ペソ安で輸入価格が跳ね上がったため工場閉鎖に追い込まれた。ノルキスは、1997年7月の通貨危機発生後、生産台数が月間6,000台から同2,500台に激減。また、販売台数も40%減少して経営が悪化していた。今後5カ月間は在庫品の販売を続けるという。
econoTREND
2000/11/25
社会