フィリピン電信電話社(PT&T)は、首都圏などで光ファイバーを用いたインターネット通信ネットワーク「スーパーコム」を構築する。投資額は1,500万ドル規模に上るもよう。新ネットワークは、万一、回線が切断された場合、自動的に他の回線に切り替わるシステムを採用するため、データ送受信が確実に行える。すでにラグナ、リサール両州では2.5ギガビットの光ファイバー網を敷設済み。2001年2月をめどにサービス開始の予定で、主にプロバイダーへリース貸与する。同社は、主力の電報部門が不振なため、インターネット通信企業への転身を図っている。
econoTREND
2000/11/7
社会