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フランスの特殊化学製品大手ロディア・グループは、フィリピンでカラギーナン（海藻の一種、紅藻から抽出されるコロイド状の多糖類で増粘剤となる）製造事業に乗り出す計画。このため、国内の複数の企業と合弁交渉を進めている。関係者によると、セブ島に本拠を置く海藻最大手で、経営難に陥っているシェムベルグ社を買収する可能性が高いという。ロディアは特に、医薬品や写真薬品といった少量で高純度の化学製品（ファイン・ケミカル）分野で急速に業績を伸ばしている。
econoTREND
2000/9/2
社会
