中央銀行のテタンコ副総裁はこのほど、「ペソ安に伴う金利引き上げの調整は必要ない」との見解を示した。ペソの対ドルレートが26日、平均値で1ドル=45ペソ台を記録、加速するペソ安に歯止めをかけるため、中銀はその後、保有外貨を放出する市場介入に出たもよう。同副総裁は「インフレ率などマクロ経済指標は依然健全で、ペソの対ドルレートの回復は確実」と話し、ペソ安は一時的な現象という。
econoTREND
2000/8/1
社会