中央銀行は26日、翌日物借入金利を新たに3段階に分けて付与する方式を採用した。新方式は、借入額が50億ペソに達するまでは従来同様10%の金利とする。その後、50億ペソを超えた場合、100億ペソまでが8.5%、それ以上は7%と段階的に引き下げる。これにより、市中銀行が利息目当ての投資として中銀に貸し出していた資金が民間部門に流入すると中銀はみている。一方、同日の大蔵省証券(TB)の入札で、指標銘柄である91日物TBのレートは先週に比べ0.015ポイント減の8.896%に下落した。
econoTREND
2000/6/29
社会