石油産業自由化法成立後に新規参入した企業による南・北ルソン高速道路沿いでのガソリンスタンド建設が難航している。トータル・ペトロリウム・フィリピンズ社(フランス系)は建設予算として200万ドルを計上したものの、依然、着工できない状態となっている。エネルギー省は認可したものの、両高速道路を管轄する国家建設公社(PNCC)が着工を認可しないためだ。両高速道路沿いでは現在、同法成立以前にPNCCと取り決めを結び、建設された元売り大手3社のガソリンスタンドのみが営業している。
econoTREND
2000/6/27
社会