世界有数のたばこ会社、フィリップ・モリス・インターナショナル社はこのほど、新工場建設などのため、フィリピンに3億ドルを投資することを明らかにした。同社はマレーシアやインドネシアと比較し、地理的条件、英語の会話能力などビジネス環境が優れているとして、フィリピンを投資先に選んだ。同社は、パラニャーケ市にある既存工場をいったん閉鎖し、南部タガログ地方に新規工場を建設する予定。新工場では、既存工場の1.5倍に当たる年間300億本を製造する。また、フィリピンは世界で15番目のたばこ消費国。
econoTREND
2000/5/27
社会