中央銀行の発表によると、1999年12月末現在の国内商業銀行の貸出金融資産(貸付金総額)に占める不良債権(焦げ付き融資)の比率は12.46%だった。97年7月の通貨危機発生以来、最悪となった11月の14.61%に比べ2.15ポイント減と大幅に減少した。これは、貸し渋りの緩みなどで同月の貸出金融資産が対前月比5%増と伸びたのに対し、不良債権は前月とほぼ同レベルにとどまったため。
econoTREND
2000/2/12
社会



