鉄鋼公社の報告によると、2月現在の輸入鉄鋼ビレット(鋼片)の価格はトン当たり190ドルで、1999年10月の同145ドルに比べ31%も値上がりした。主な理由として、同公社が99年11月以来、操業を一時停止していることが挙げられている。同公社のビレット生産能力は国内最大の年間30万トンで、国内総需要の3分の1を賄っていた。同公社は、ロシアなど海外のビレット輸出業者が不当に価格をつり上げていると主張している。
econoTREND
2000/2/10
社会



