統計局は25日、1999年11月の製造業の生産高は前年同月比11.7%減だったと発表した。8月以来続いていたプラス成長から一転、マイナス成長となった。主な理由は、過去3カ月間、増産態勢を取っていた企業が在庫を抱える事態を迎え、生産規模を縮小したため。生産高が減少したのは、主要16部門のうち食品、飲料、衣料、石油製品、木材など10部門。逆に増加したのは、輸送機器、家具、紙製品、たばこなど。工場の稼働率は、90—100%台が同1.6ポイント減の16.5%、50—70%台は同4ポイント増の43.1%だった。
econoTREND
2000/1/27
社会