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中央銀行は22日、翌日物貸出金利を１ポイント引き下げ11％にすると発表した。中銀は、①2000年問題がほぼ終結②市場に十分な資金が出回っているため借り手が少ない——などと判断。昨年12月以降、引き上げられていたレートを再び引き上げ前のレベルに戻した。しかし、今回の引き下げは市中貸出金利の下落にはつながらず、逆に、市中金利は上昇する可能性が高い。これは、主として、①政府が2000年度（１—12月期）の目標財政赤字を670億ペソに引き上げた②インフレ率の上昇や米国での公定歩合などの引き上げが予測されている——ため。
econoTREND
2000/1/25
社会
