政府は、当初3月に予定していたフィリピン・ナショナル・バンク(PNB)の株式(持ち株比率30%)の売却を延期する方針。パルド新蔵相が明らかにした。市場は現在、「売り手市場」ではあるものの、売却に向けてさらに調査が必要というのが主な理由。政府は、世界銀行から金融制度改革支援金として1億ドルの融資を受けるための条件としてPNB株を売却し、同行の完全民営化を達成することが義務付けられている。
econoTREND
2000/1/13
社会