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農業省は、今年第３四半期（７—９月期）にエルニーニョ現象の再発生が予測されているため、2000年度（１—12月期）の農業部門の成長率が伸び悩むとみている。このため、今年度の目標成長率を当初の４％から２—４％へ下方修正する方針。特に、同現象がもたらす干ばつの影響でコメの生産高減が懸念されている。しかし、再発生しても比較的小規模な現象にとどまるとされていることと、97—98年の干ばつを教訓に多くの潅漑（かんがい）施設が修復されていることなどからマイナス成長に転落する可能性を否定した。
econoTREND
2000/1/8
社会
