洪水対策事業をめぐる汚職疑惑で、前アコビコル党リスト議員ザルディ・コー氏が月曜、Facebookで新たな動画を公開し、2022年以降、大統領フェルディナンド・マルコス Jr. 氏と前下院議長マーティン・ロムアルデス氏に総額560億ペソが届けられたと主張した。
コー氏は、2022年に自身が下院歳出委員会委員長に就任して以降、
**ロムアルデス氏から「毎月20億ペソを届けるよう命じられた」**と述べた。
さらに、
2025年度予算の1,000億ペソ挿入
2026年度国家歳出計画(NEP)に含まれる970億ペソの洪水対策挿入
とは別に、2022〜2025年の間に550億ペソ超が前議長宅に届けられたと主張。
「その金は大統領と前議長で分けると言われた」とした。
コー氏はまた、2024年12月に大統領向けとして10億ペソを司法省次官ホセ・カディス Jr. 氏に手渡したとも述べた。
マルコス大統領はこれに反論し、
「主張に意味を持たせたいなら逃げずに帰国し、起訴に向き合え」
とコー氏に帰国を迫った。
コー氏は動画冒頭で、政府が自分を「テロリストに指定しようとしている」とも述べた。



