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上院選候補者76人公表 中央選管、さらに絞り込みも

2019/1/27 政治

中央選管、5月の上院選立候補者152人中76人の出馬認め、リスト公開

 中央選挙管理委員会は26日、今年5月の中間選挙で上院議員の改選枠12を争う候補者76人の名簿を発表した。昨年10月に152人が立候補を表明したが、約半数にまで絞られた。選管はさらに審査を継続する意向で、候補者はさらに絞り込まれるとみられる。選挙期間は14日から始まっており、候補者リスト発表を機に、各候補者の動きも本格化しそうだ。

 選管の発表によると、再選を目指すポー、ピメンテル両議員ら現職7人の出馬が認められたほか、ドゥテルテ大統領側近のボン・ゴー氏、野党候補のマー・ロハス氏ら有力候補も順当に残った。

 2013、16年上院選での選挙費用申告の不備が指摘され、立候補資格が問題視されていたセルジオ・オスメーニャ元上院議員も候補者に残った。07年ごろの補助金流用事件で、昨年12月に無罪判決を受けたレビリア元上院議員も資格を認められた。同事件で14年に逮捕され、高齢を理由に釈放されたエンリレ元議員も同様にリストに名前を連ねた。

 しかし、中央選管は「76人のうち、13人についてはさらに審査する必要がある」としており、候補者数はさらに減る可能性があるとみられる。

 候補者のうちアイミー・マルコス北イロコス州知事やデラロサ前国家警察長官ら38人は、与党から出馬またはドゥテルテ大統領の支持を受けている。野党候補者は8人で、無所属を表明しているのは30人。

 5月13日の選挙に向け、候補者らは2月12日から選挙運動期間に入る。今月13日からは選挙期間として銃器携帯の取り締まりが始まった。

 26日付英字紙スターによると、フィリピンカトリック司教協議会(CBCP)は25日から始まった総会で、中間選について議論するという。CBCPは政教分離の立場から「特定の候補者を支援することはない」としているが、司教らは貧困撲滅などを公約に掲げる候補者を支持することが多い。(伊藤明日香)

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