台風ヨランダ(30号)被災地のビサヤ地方レイテ州タクロバン市で、約1400の遺体が埋葬されていない問題で、政府は2日、同市当局や厚生省と連携して、できるだけ早期に埋葬する方針を示した。
コロマ大統領府報道班長によると、これら遺体は厚生省が用意した一時収容用の袋に入った状態で、保管されている。
人定作業が終わっていないためだが、今後は国家捜査局(NBI)や公共事業道路省と連携して、早期の埋葬を図る。
タクロバン市の死者、行方不明者はそれぞれ2496人、594人で、死者の大半は名前などが分かっていない。