入国管理局は18日、台風ヨランダ(30号)で被災したベトナム人25人の本国への送還を決定した。在比ベトナム大使館によると、ビサヤ地方レイテ州タクロバン市や他の被災地域には、50人ほどのベトナム人が住んでおり、その多くが家や仕事を失った。約半数はすでに帰国したが、25人は比に留まっている。今回の送還は、同大使館からの要請だという。
一方、入国管理局は、被災地支援のため比に入国している外国人のビザや特別就労許可の延長、再申請を被災地でも行えるようにするため、職員をタクロバン市と同州オルモック市に派遣することも決定した。