台風ヨランダ(30号)による被害状況が伝えられる中、カトリック司教協議会(CBCP)のパルマ議長が10日、「希望を失わず、神への信仰を持ち続けよう。フィリピン人だけでなく外国人も被災者に支援するよう呼び掛けたい」と訴えた。
ビリエガスCBCP副議長も同日、「死者と遺族に対するミサを捧げるように」と全国の教区に求めるとともに、11日から19日にかけて各教区で特別ミサを行うほか、募金活動も実施すると明らかにした。
一方、ローマ法王フランシスコもこのほど、自身のツイッターで「親愛なるフィリピンの(台風ヨランダの)犠牲者に対する祈りに加わるように」と世界中のカトリック信者に呼び掛けた。ローマ法王は最近、ボホール地震の被災者に対する祈りも訴えたばかり。