東京・日比谷公園大音楽堂(日比谷野音)が再整備工事に着手するため、10月1日より使用休止期間に入ることが決定した。

1923年7月に日本初の本格的な野外音楽堂として開設されて以来、幅広い音楽分野の公演や数多くの舞台・行事などが行われてきた日比谷野音。2度の改築を経て、現在は“3代目大音楽堂”として、2023年に開設100周年を迎えた。日比谷野音は2025年度に再整備工事に着手することが予告されていたが、改めて9月末をもって一度使用休止期間に入ることが発表された。
「ロックの聖地」「フォークの殿堂」と言われ、数々の歴史を刻んできた3代目野音のクロージングとして、9月には野音にゆかりのあるアーティストによるファイナルコンサートが開催されることが決定した。さらに会場を開放し、自由に見学できる「日比谷野音オープンデー」も実施される。イベントの詳細は追って発表されるので、続報も楽しみにしておこう。
日比谷野音の舞台にはRCサクセションや尾崎豊、THE BLUE HEARTS、Mr.Children、あいみょんなど、さまざまなアーティストが出演し、“伝説”と呼ばれるステージも多数披露されている。
提供元:音楽ナタリー