五十嵐純「拝啓、在りし日に咲く花たちへ」1巻が、本日3月19日に発売された。

お嬢様学校へと入学した、真面目が取り柄の少女・かすみ。彼女はある日、図書館で開いた本に挟まれた、1通の手紙を発見する。そこに書かれていた内容は、“私とこの本に書かれているような特別な関係になってほしい”というものだった。本を介して、不思議な文通を始めたかすみ。手紙の相手は、「この小説が書かれた大正時代は『エス』という関係が流行ったそうです」「女子同士の親密な関係を指すそうなのだけど 友情とは違うそうなの」「やはりエスの醍醐味は『姉』と『妹』の関係でしょう?」「なのでこれからは ぜひ私を『お姉様』と呼んでください」と語り、やがて2人は在りし日の少女たちのようなエスの真似事をするようになる。贈り物をしたり、おそろいの髪型にして登校したり……。名前も顔も知らない“お姉様”との、特別な関係が描かれる。ゲーマーズ、メロンブックス、COMIC ZIN、まんが王では購入特典が用意された。
提供元:コミックナタリー