大友克洋のマンガ歴を掘り下げる企画展「大友克洋を育てたマンガたち展」が、本日3月7日から6月23日まで東京・明治大学米沢嘉博記念図書館の現代マンガ図書館1階で開催されている。

マンガ家・映画監督として世界的に評価されるのみならず、マンガに造形が深いことでも知られる大友。2022年に刊行開始した自身の全集「OTOMO THE COMPLETE WORKS」第1期の告知用イラストでは、少年期に親しみ、影響を受けたマンガの表紙を描いていた。「大友克洋を育てたマンガたち展」ではこの告知用イラストに描かれているマンガを中心に、大友のマンガ歴が解説コメントを添えて紹介される。

また3月7日から4月28日までを前期、5月2日から6月23日までを後期とし、それぞれ異なる特別コーナーを用意。前期は告知用イラストには描けなかったが「やはりこれはハズせない」という作家と作品を取り上げるコーナー、後期は少年だった大友のマンガ世界を大きく広げた作家・園田光慶を紹介するコーナーが展開される。

「大友克洋を育てたマンガたち展」

会場：東京都 明治大学 米沢嘉博記念図書館・現代マンガ図書館 1階
会期：2025年3月7日（金）～6月23日（月）
時間：月・金14:00～20:00、土・日・祝12:00～18:00
休館：火・水・木（ただし祝日の場合は開館）、3月20日（木祝）、4月29日（火祝）、5月6日（火祝）
※特別整理などで休館する場合あり。

提供元：コミックナタリー