3月19日発売のビッグコミックオリジナル第7号(小学館)より、4号連続で新連載が順次スタートする。また第2号連続で、計3作の読み切りが掲載される。
柳沢きみお「大市民 がん闘病記」【画像】吉田戦車によるヨシダ家の日常を描く新シリーズ「親GoGoGo」のビジュアル
吉田戦車「親GoGoGo」
第7号では柳沢きみおによる「大市民」シリーズの新連載で、がんと向き合う山形を描く「大市民 がん闘病記」が開幕。4月4日発売の第8号には吉田戦車によるヨシダ家の日常を描く新シリーズ「親GoGoGo」が掲載され、高校生になったムスメ、ヨシダ家にやってきた車などのエピソードが展開される。4月18日発売の第9号では、田島隆原作による星野泰視の“大江戸リーガル活劇”新連載「公事師の弁(くじしのべん)」が開始。5月2日発売の第10号でスタートする村上たかしの新連載「コンクリートの船」では、戦争を生き抜いた“船”の物語が繰り広げられる。
押見修造「足の話」
また読み切りは、第7号に押見修造による“罪悪読み切りシリーズ”の新作「足の話」が登場。第8号には2本の読み切りが掲載され、高橋留美子「高橋留美子劇場 秘密をキープ」では、とあるバーを舞台に、中年男と自分のキーブしたボトルを勝手に飲む怪しい男の物語が描かれる。また太田垣康男のSFシリーズ第2回となる「CandyBoxCreations『異界博物館』」は、新しい学校になじめない孤独な少年・トビーが博物館に迷い込む幻想奇譚だ。
提供元:コミックナタリー