HD-2D版「ドラゴンクエストI＆II」の発売日が10月30日に決定。本日5月27日に予約受付がスタートした。

2本のソフトが1つになった「ドラゴンクエストI＆II」

「ドラゴンクエストIII　そして伝説へ…」の後の世界を描く「ドラゴンクエストI」と「ドラゴンクエストII」。HD-2D版「ドラゴンクエストI＆II」ではその2本が1つのソフトになっている。

対応機種はNintendo Switch 2、Nintendo Switch、PlayStation 5、Xbox Series X|S、Steam、Microsoft Store on Windows。Steam版は10月31日リリース予定だ。店舗別の購入特典も発表。またHD-2D版「ドラゴンクエストIII　そして伝説へ…」とHD-2D版「ドラゴンクエストI＆II」がセットになった、「HD-2D版 ロト三部作セット」の発売も予定されている。

「ドラゴンクエスト」とは

「ドラゴンクエスト」はプレイヤー自身が主人公となり、世界を脅かす魔王を倒すため壮大な冒険を繰り広げるというロールプレイングゲーム（RPG）。ゲームデザイナーの堀井雄二が、コミカルなメッセージやセリフ表現、バトルを重ねることでキャラクターがレベルアップしていくシステムを用いて、誰にでも親しみやすいRPGとして作り出した。第1作目のファミリーコンピュータ用ソフト「ドラゴンクエスト」が発売されたのは、1986年のことだ。

スライムをはじめとするモンスター、キャラクターのデザインは、「ドラゴンボール」などで知られるマンガ家・鳥山明が担当。音楽は作曲家のすぎやまこういちが、当時ゲーム音楽としては珍しかったオーケストラ用の楽曲を採用して、深みのあるファンタジックな世界観を表現した。誕生から40年近く経つ今も、「ドラクエ」の愛称で多くのファンに親しまれている。

勇者ロトの血を引く子孫たちが、新たな冒険の旅へ

「ドラゴンクエストI」では、伝説の勇者が大魔王を倒し、平和がもたらされたアレフガルドの地が、闇の覇者・竜王によって再び魔物に覆い尽くされてしまう。苦しむ人々を救うため、勇者ロトの血を引く主人公が、竜王討伐の旅に出る。「ドラゴンクエストII」の舞台はそのさらに後、かつてアレフガルドの地を救った勇者ロトの子孫たちによって、新たに3つの国が興された世界。しかしその平穏は、恐ろしい魔物の軍勢に突如として打ち砕かれる。広がりつつある闇のちからに立ち向かうため、ロトの血を引く若き王子・王女たちが真の平和を取り戻す旅に出る。

第1作「ドラゴンクエスト」、1987年発売の第2作「ドラゴンクエストII　悪霊の神々」、そして1988年発売の第3作「ドラゴンクエストIII　そして伝説へ…」は、物語や冒険の舞台につながりがあることから、作中で語り継がれる伝説の勇者ロトの名を取って"ロト三部作"と呼ばれる。今回の“HD-2D版”は、ドット絵と3DCGが融合したグラフィック表現を活かしたリメイクシリーズ。2024年11月14日に発売されたHD-2D版「ドラゴンクエストIII」は、リリースから約3週間で、全世界出荷・ダウンロード販売本数200万本を突破するヒットを記録した。

※画面写真・動画はすべてPC版の開発中のものです。

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提供元：コミックナタリー