Travis Japanの中村海人が6月6日に公開される実写映画「リロ＆スティッチ」の日本版に声優として出演する。

「リロ＆スティッチ」は、両親を失い、姉のナニと2人で暮らす少女リロと、暴れん坊でイタズラ好きなエイリアン・スティッチの出会いを描いたハートフルファンタジー。日本版では山寺宏一がスティッチ、永尾柚乃がリロ、ME:IのMOMONAがナニの声を担当する。

中村が演じるのは、ハンサムで心優しきサーファーのデイヴィッド。リロとナニ姉妹を温かく見守る存在であり、ナニが働くホテルで観光客に人気のファイヤーナイフダンスを披露している。ナニとはよきサーフィン仲間で、実は彼女に恋心を抱いているが、気持ちを打ち明けられずにいるというキャラクターだ。

中村はその低く落ち着いた声とやわらかな語り口が自然とキャラクターに重なり、アメリカでのオーディションでも声の魅力と真摯な姿勢が評価され、デイヴィッド役に抜擢されたとのこと。また“うみんちゅ”の愛称で親しまれる彼は、穏やかで優しい人柄が魅力の1つ。サーフィンを愛する家族のもと、「海のように広い心を持って育ってほしい」という願いから付けられた「海人」という名前の通り、幼い頃から海に親しみ、家族との絆を育んできた。

コンサート本番直前の控室で、スタッフからデイヴィッド役の決定報告を受けた中村は、Travis Japanのメンバーとハイタッチで喜びを分かち合ったという。今回が声優初挑戦となる彼は「昨年、『ライオン・キング：ムファサ』で声優を担当した（松田）元太に続けたことがまずうれしいですし、小さい頃から『リロ＆スティッチ』を見ていて、ディズニーストアで初めて購入したぬいぐるみもスティッチだったのですごくうれしいです！ デイヴィッド役として自分の声を届けるとともに、作品を盛り上げるためにがんばるので、ぜひ見に来てください！」と意気込みを語っている。

YouTubeでは、デイヴィッドが自由奔放なリロに振り回されるシーンを収めた本編クリップが公開されている。

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提供元：音楽ナタリー