
アンドレ・グランディエはジャルジェ家に仕える、オスカルの従者かつ幼なじみというキャラクター。そんなアンドレが監督として寄せたコメントでは冒頭から「劇場アニメ『ベルサイユのばら』の監督を務めたアンドレ・グランディエです」と告白し、「オスカルをスクリーンで見てほしい、でも見せたくない…さまざまな葛藤を経て、本作をつくり上げました」と制作の裏側を明かしている。
さらに脚本としてもコメントを寄せたアンドレは「幼いときからオスカルの隣にいて、これまでもこれからもずっと一緒だと誓った俺だからこそつくり上げることができた内容だと自負しています」とオスカルの生き様を丁寧に描いた今回の劇場版のストーリーを自画自賛。「まさにオスカルと俺の愛の結晶……愛の……愛の……!!この熱い思いが観客のみなさまの心に深く強く伝わること。それが俺の切なる願いです」と熱い思いを綴った。監督姿のイラストでもカチンコの監督・脚本の欄にアンドレの名前が書かれている。
さらに本日4月1日限定で公式サイトも改定。監督、脚本がアンドレの名前になっているほか、トップページのビジュアルからフェルゼンの姿も消えた。
劇場アニメ「ベルサイユのばら」は現在公開中。アニメーション制作をMAPPAが務めたほか、実際には監督を
アンドレ・グランディエ(監督)コメント
劇場アニメ「ベルサイユのばら」の監督を務めたアンドレ・グランディエです。
オスカルをスクリーンで見てほしい、でも見せたくない…さまざまな葛藤を経て、
本作をつくり上げました。
撮影は本当に苦労しました。
オスカルが一番輝くカメラアングル、照明、衣装、全てにこだわり抜き、とにかく時間がかかりました。
スポットライトの光の中にいるまばゆいまでのオスカルをみて
オスカルの影である俺は、あふれんばかりの喜びに身も心も打ち震えました。
オスカルの気高さとその裏側にあった努力と苦悩、そして愛……愛!!
俺のオスカルの素晴らしさを十分に表現出来たと確信しています。
アンドレ・グランディエ(脚本)コメント
劇場アニメ「ベルサイユのばら」の脚本を務めたアンドレ・グランディエです。
オスカルの人生を微塵も偽らず、余すところなく映像化したい。
ただ映画というものは、2時間程度の尺だと聞き、
この短時間でオスカルの溢れる魅力をどう伝えていったらよいか……
また俺にとっては思い出したくもない出来事もある中で、執筆作業は自分との戦いでした。
そうして出来上がった本作の脚本。
幼いときからオスカルの隣にいて、これまでもこれからもずっと一緒だと誓った俺だからこそつくり上げることができた内容だと自負しています。
まさにオスカルと俺の愛の結晶……愛の……愛の……!!
この熱い思いが観客のみなさまの心に深く強く伝わること。それが俺の切なる願いです。
劇場アニメ「ベルサイユのばら」
公開中
スタッフ
原作:池田理代子
監督:吉村愛
脚本:金春智子
キャラクターデザイン:岡真里子
音楽プロデューサー:澤野弘之
音楽:澤野弘之、KOHTA YAMAMOTO
アニメーション制作:MAPPA
製作:劇場アニメベルサイユのばら製作委員会
配給:TOHO NEXT、エイベックス・ピクチャーズ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
キャスト
オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ:沢城みゆき
マリー・アントワネット:平野綾
アンドレ・グランディエ:豊永利行
ハンス・アクセル・フォン・フェルゼン:加藤和樹
アラン・ド・ソワソン:武内駿輔
フローリアン・ド・ジェローデル:江口拓也
ベルナール・シャトレ:入野自由
ルイ16世:落合福嗣
ジャルジェ将軍:銀河万丈
マロン・グラッセ・モンブラン:田中真弓
ノアイユ夫人:平野文
ルイ15世:大塚芳忠
ロザリー:早見沙織
ダグー大佐:山野井仁
ブイエ将軍:大塚明夫
ジャルジェ夫人:島本須美
ロベスピエール:小野賢章
ナレーション:黒木瞳
ルイ・ジョゼフ:徳井青空
マリー・テレーズ:田中美海
ラサール:田丸篤志
ジャン:山下大輝
フランソワ:鈴木裕斗
ピエール:寺島惇太
ド・ゲメネ:高木渉
ド・ローネー:近藤浩徳
(c)池田理代子プロダクション/ベルサイユのばら製作委員会
提供元:コミックナタリー