Webで復活するマンガ・エロティクス・エフの新作配信開始日が4月9日に決定。古屋兎丸、おがきちか、シモダアサミ、スーパーバイザーの山本直樹からのコメントが公開された。

4月9日に配信されるのは古屋の新作「僕たちの心中」第1話。古屋は「以前のエフ発足に合わせて『ライチ☆光クラブ』を連載開始し、その後も『インノサン少年十字軍』等を描かせていただきましたのでエフが無くなった時は自由に描ける場所が無くなったと喪失感がありました。またこうして復刊にあたってライチとは別の意味での意欲作『僕たちの心中』を連載できるのは嬉しい限りです」と喜びのメッセージを寄せた。

山本直樹コメント

楽しみです。人ごとではないんですが、読む側として単純に楽しみです。
面白い漫画や変な漫画やエロい漫画がここをとば口としてこれからいっぱい世に出ると思うと、楽しみです。
描く側としても精一杯楽しんで頑張りたいと思います。

古屋兎丸コメント

エフ復活おめでとうございます！
以前のエフ発足に合わせて「ライチ☆光クラブ」を連載開始し、その後も「インノサン少年十字軍」等を描かせていただきましたのでエフが無くなった時は自由に描ける場所が無くなったと喪失感がありました。
またこうして復刊にあたってライチとは別の意味での意欲作『僕たちの心中』を連載できるのは嬉しい限りです。
今後長く続いていきますように。

おがきちかコメント

復刊・Webサイト開設おめでとうございます。
新たな作品とコンテンツ、楽しみにしております！

連載させていただいていた当時、「マンガ・エロティクス・エフ」は錚々たる作家さんによって構成されており、どこを開いても情念の濃いすごい雑誌でした。
編集さんたちもフェティッシュな表現に信念を持つ人ばかりでした。
短い間でしたが、そこに参加させていただけて光栄でした。
エフでのお仕事は刺激的で楽しく、解放感に満ちていました。
あの頃のエフと地続きの世界がまた今、新しく展開されると思うとわくわくします。

シモダアサミコメント

「マンガ・エロティクス・エフ」復活おめでとうございます！
漫画家としてデビューした場所がまた帰ってきたことがとても嬉しいです。
20歳の時に出会った「マンガ・エロティクス」「マンガエフ」、インターネット通販なるものが普及する前だったので発売する度に地元の本屋さんに買いに行っていました。
18禁コーナーに置いてあったときは立ち止まらずに雑誌を棚から取るイメージトレーニングをしてからレジまで運んだ思い出です。
エロや漫画に対する考え方などとても大きな影響を受け、「マンガ・エロティクス・エフ」で漫画家という道を歩むことになった私にとってとても思い出深い大切な雑誌です。
今の時代に「エロ」をどう表現し、またどこまで描いていくのか読者としてもとても楽しみです！

提供元：コミックナタリー