4月4日から放送されるテレビアニメ「薬屋のひとりごと」第2期第2クールのオープニングテーマが

「薬屋のひとりごと」は、後宮を舞台に「毒見役」の少女がさまざまな難事件を解決する謎解きエンタテインメント作品。大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)はオープニングテーマに決まった新曲「クスシキ」について、「“薬”の語源になっている“奇し(くすし)”という古語から『クスシキ』というタイトルを決めました。人の助けにもなり、そして毒にもなり得る薬。もともとは『神秘的な』、『摩訶不思議な』という意味を持つということからヒントを得て、メロディー・歌詞ともに世界観を広げていきました」とコメントしている。配信日の4月5日へ向けて連日展開されるコンテンツのカレンダーも発表された。
エンディングテーマとして書き下ろされたOmoinotakeの新曲「ひとりごと」は、最愛の人の本音に気付けなかった悲哀、日常に存在した会話が“ひとりごと”になってしまった喪失感を何度も繰り返される転調とオリエンタルなサウンドで表現したエモーショナルなミドルバラード。配信ジャケットのアートディレクションはyana(山家章宏+ 鳴尾仁希)が担当し、撮影はフォトグラファーの北岡稔章が手がけた。なお、対象期間内にこの曲をApple MusicのPre-add、SpotifyのPre-saveにて事前登録すると、アニメ描き下ろし絵柄の待ち受け画像がもれなくプレゼントされるキャンペーンも実施。4月4日23:30にはノンクレジットエンディング映像が公開される。
YouTubeでは両曲を使用したPVが公開されている。
大森元貴(Mrs. GREEN APPLE)コメント

日本のみならず、海外でも愛されている「薬屋のひとりごと」と、今回このようなご縁をいただきとても光栄です。僕たちの持っているもので作品に何を注げるのかを考え、「クスシキ」という楽曲を制作いたしました。
“薬”の語源になっている“奇し(くすし)”という古語から「クスシキ」というタイトルを決めました。人の助けにもなり、そして毒にもなり得る薬。もともとは「神秘的な」、「摩訶不思議な」という意味を持つということからヒントを得て、メロディー・歌詞ともに世界観を広げていきました。
僕たちらしいバンドサウンドの中に、「薬屋」らしいオリエンタルな雰囲気をメロディーや楽器にも取り入れ、Mrs. GREEN APPLEとしても新たな挑戦をしています。“今世を超え来世でも変わらない愛”をテーマとして書いたので、目まぐるしく展開していく曲ではありますが、ぜひ物語と合わせて一行一行楽しんでいただけるとうれしいです。この先の物語もますます盛り上がっていきますので、ぜひ楽曲とともに楽しんでいただきたいです。
Omoinotake コメント

物語としても、重要なシーンのエンディング。
毎話違っていく、想いの矢印の先。
そこには、どんな歌が似合うんだろうか。
まだここで多くは語れませんが、そんなことばかりを考えて制作いたしました。
ストーリーを追うごとに、いろんな聴こえ方がしてくるような、そんな「ひとりごと」が書けました。
現代と「薬屋のひとりごと」の世界は、価値観や死生観の違いもあるけれど、いつまでも
変わらない「普遍性」を持った歌を、創れたような気がしてます。
哀しさばかりの世界で、一ミリの希望を、
どうかあなたと、分かち合えたら。
提供元:音楽ナタリー