
人口が減少したことで、ライフラインの効率化のためドーム型のコロニーに集まって暮らすようになった人間たち。職業型AIは低価格を追求したことで人間型ではなくなり、人間型のアンドロイドは不要とされ、かつての人間たちの街に置き去りにされた。それから数十年後。両親に“不用品”扱いされ、「お前はもういらない」と言われてしまった人間の子供・みそらが、コロニーを飛び出し、数日間“外の世界”をさまよった末にアンドロイドたちの街へとたどり着いた。知らない場所、変わった様子の住人たちにおびえるみそらだったが、彼らは「おかえりなさい」とみそらを歓迎してくれて……。感情を閉ざした人間の子と、経年劣化で距離感が壊れ気味、それでも優しい職業アンドロイドたちの疑似家族生活が始まる。同作はASUKA(KADOKAWA)で連載中だ。
提供元:コミックナタリー