25周年を迎えたアニメ「デジモン」シリーズのイベント「デジモン25周年 超進化ステージ」が、本日3月23日に東京・東京ビッグサイトで開催された「AnimeJapan 2025」内で実施された。


「デジモン25周年 超進化ステージ」には
イベントでは25周年イヤーのさまざまな企画を振り返っていく。2024年8月に開催され、坂本も登壇した「デジモン映画2本立てリバイバル先行上映~お台場大集合ver.~」の話題では、子連れのファンもいたとアニメ「デジモン」の歴史を感じさせるトークが繰り広げられた。

先日公開されたばかりのTVアニメ「デジモンアドベンチャー」の放映25周年を記念したPV「デジモンアドベンチャー-BEYOND-」を視聴した山口は、太一たちが「めっちゃ大人になっていた」と驚くとともに、太一とヤマトの大人の会話が見れたことを喜ぶ。特にガブモンのパートナーであるヤマトについて話を振られると、「落ち着いていていた。色気がありましたね」と成長ぶりを感じていた。

今年の1月に開催された、アニメ「デジモンアドベンチャー」のオープニングテーマ「Butter-Fly」などで知られる和田光司のトリビュートライブには、坂本と野田が出演。和田のファン、「デジモン」ファンが集ったイベントについて野田は「出演者も楽しんで、ファンの皆さんからすごくパワーをいただいた」とファンの愛を感じたとイベントの様子を伝えた。さらに「デジモン」楽曲を歌い、同イベントにも出演していたAiMの歌声を聴き、テリアモン助手が「頭が痛くなるくらい泣いた」という裏話も明かされた。なお4月23日にはトリビュートライブの音源を収録したCDの発売が控えている。

また振り返りだけでなく、ファンからの「デジモン」シリーズに対する要望も紹介。コラボカフェをやってほしいという声には、ブイモンのパートナーである本宮大輔がラーメン屋になることから、「屋台を引いてラーメンがいいんじゃないか」と野田と山口が相談したという回答を紹介する。山口はファンが都内を回っている大輔の屋台を探しにいくのがいいんじゃないかとさらにアイデアを膨らませる。また、はじめしゃちょーが「屋台の隣でオメガモンのグレイソードで刺した焼き鳥を売る」という新たな案を出すと、山口も「ファンも大人だからコラボ居酒屋がいいかも!」と盛り上がった。また「婚活イベント」「バスツアー第2弾」といったイベント案から、「ランダム55種はつらい」というグッズへの要望など多くのファンからの声が紹介された。

振り返りの後には新情報も続々と告知。「DIGIMON CON 2025」にて発表されたばかりの新作アニメ「DIGIMON BEATBREAK(デジモンビートブレイク)」の話題では、はじめしゃちょーがビジュアルを見て「ダークな雰囲気なので物語が気になります!」と期待を寄せる。さらにリアルイベント「DIGIMON EXPO'25」が秋に実施されることが発表されると、この日一番の拍手が沸き起こった。
最後の挨拶では、はじめしゃちょーが改めて「僕が小学校の頃から観てきた大好きなアニメのレジェンドたちと一緒のステージに立てたことを幸せに思います」とコメント。野田は「皆さんともはじめしゃちょーともご縁がつながり、まだまだ『デジモン』進化していきます」と宣言する。山口は新情報がいっぱいのイベントであったことから「お家に帰ってもう一度復習をしてくださいね」とファンに呼びかけた。坂本は「まだまだこれからも進化し続けますので、皆さんも楽しみましょう!」と伝えイベントを締め括った。
(c)本郷あきよし・東映アニメーション
提供元:コミックナタリー