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「みんな、おっはよー！ 楽しむ準備はできてるかー！」と観客に向けパワフルに挨拶した高山は、上手の刃に「オレが鉄刃、侍だ！」、下手のコナンに「江戸川コナン、探偵さ」とその場で声をあてて観客を沸かせる。まずは劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」について、高山・山崎・小山を中心にトーク。高山は「去年は若者がみずみずしいアクションを繰り広げてましたが、今年は大人のビターな物語です」と紹介し、山崎はアクションシーンについて「ラストのほうは、アフレコしているときには何が起こってるのかわからなかったんですが、試写で観て『コナンくん、こんなことになってるんだ！』って驚きました」と感想を伝える。小山は「今年はがんばりました！ 20年ぶりの活躍だそうなので、今年観ておかないとあと20年ないよ！」と、「水平線上の陰謀」以来の劇場版での活躍をアピールした。
一方の「真・侍伝 YAIBA」は、“YAIBAヤバイ”をキーワードにトークを展開。高山は「本能のままに動くキャラクターが多い。自分の一番欲しいものは何？一番やりたいことは何？って、すごくストレートなキャラクターが多いですね」と刃たちを紹介。また動物のキャラクターも多く登場するため、収録では「人間の皆さん録ります」「動物の皆さん録ります」と声がかけられるというエピソードも明かした。刃と戦う鬼丸役を演じる細谷は、「大きな声が肝心。高山さんと2人で（大きな声を）出し合っている」とアフレコの様子を伝え、「みなみさんはテスト、本番、リテイクとやっても、全然声が変わらないんです。終わったあとケロっとして、『体の使い方はこうするといいよ』って教えてくださって。すごく勉強になります」と偉大な先輩の姿を語った。
石見は高山と今作の現場で初対面だったという。「高山さんがいてくださるからあんなに温かいアニメの現場になっているんだなって、すごく感じます。初めてお会いするときすごくドキドキして現場にいったんですが、みなみさんが一番に大きい声で『私も緊張してるから、緊張を楽しんでいきましょう！』って声をかけてくださったんです」と感謝を述べる。またオーディションは高山演じる刃の音声と掛け合いで行われたそうで、「みなみさんの（演じる）刃が聞こえてきたときに、まさか自分が選んでいただけると思っていなかったので、『とにかく楽しもう。今はわたしがさやかちゃんだ』と思いながら楽しんで録りました」と振り返った。
続いては青山出演のVTRを交えながら、「コナン」と「YAIBA」の“共通点クイズ”というコーナーが展開された。コナンと刃はどちらも“居候”という設定が共通しているが、なぜそうなったのかというクイズが出題される。キャスト5人の答えは概ね揃い、「ヒロインのそばに主人公を置くことでラブコメ感が生まれる」といった解釈で回答するも、VTRで明かされた答えは「ないですね。偶然です」というもの。さらに青山のVTRは続き、両者の共通点として「割と泣かないですね。（『まじっく快斗』の）快斗も泣かないし。泣いちゃいけないってわけじゃないんですけどね」と語る。また小五郎の魅力を尋ねられると「柔道が強い。拳銃がうまい。それをひけらかさない」と回答。最後は集まったファンへのメッセージでVTRを締めくくった。
さらにイベント内では「名探偵コナン」と「真・侍伝 YAIBA」の新たなコラボ番宣がお披露目に。コラボ番宣はコナンと刃、蘭とさやか、小五郎と鬼丸バージョンも公開されており、山崎と石見、小山と細谷はそれぞれコラボ番宣の掛け合いを生で披露して会場を沸かせた。最後に高山は「こちら（『名探偵コナン』）もこちら（『真・侍伝 YAIBA』もアットホームで楽しい作品を届けていきたいと思います。4月5日夕方5時半から6時半は、チャンネルをそのままにお願いします」と呼びかけ、「真実はいつも」「サムライでーい！」のコール＆レスポンスでイベントの幕を下ろした。
読売テレビ・日本テレビ系全国ネットにて、4月5日より毎週土曜日17時30分からオンエアされる「真・侍伝 YAIBA」。毎週土曜日18時より放送されている「名探偵コナン」とともに、土曜の1時間を「青山剛昌アワー」と題し、コラボレーションなどを行っている。劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像（せきがんのフラッシュバック）」は4月18日公開だ。
劇場版「名探偵コナン 隻眼の残像」
2025年4月18日（金）全国ロードショー
TVアニメ「真・侍伝 YAIBA」
読売テレビ・日本テレビ系全国ネット：2025年4月5日（土）より毎週土曜日17:30～（※一部地域を除く）
提供元：コミックナタリー
