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4月5日23時からテレ東系全国6局ネットで放送されるほか、全世界での配信が決定している「九龍ジェネリックロマンス」。アニメへの期待を聞かれた杉田は、「幅広い世代の人に観てほしいなって。懐かしいっていう感覚って、何歳になっても覚えるものだと思うんですよ。配信もあるのはありがたいです」と述べる。作品の舞台となる九龍城砦について白石は、「この作品の1つの魅力でもありますし、ちょっと怪しい感じもするんですけど、人情溢れる街で、ご飯も美味しい。建物自体がすごく詰まっているんですよ。裏路地に行くと入っていいのかわからない空間があったりとか。知れば知るほど、この街ってどういう存在なんだろうって思えるようなところです」と説明した。
イベントでは、令子のセリフ「私、九龍に恋をしているのよ」にかけて、「私、〇〇に恋をしているのよ」と題したコーナーを展開。キャストが事前にフリップに書いた“今、恋しているもの”を、決めセリフ風に発表していく。トップバッターの坂は、「私、恋に恋しているの……」と回答し、文末に付けた3点リーダーでいい感じの雰囲気を演出したとアピールする。「早起きに恋してるのよ！」と言って、フリップを掲げたのは鈴代。鈴代はその理由について、「早く起きたいと思いながら寝るんですけど、毎回起きられなくて。恋も会いたいけど会えないことがあるのかなって」と伝える。
置鮎は、恋は憧れるもので、叶わない恋もあるという気持ちから「私、ダイエットに恋しているの」と返答。杉田は「オイスターソースに恋しています」と言い、「自分で料理をするんですけど、おでんの出汁や生姜焼きのタレ、唐揚げの下味にもオイスターソースを入れていて。なんでこんなに使っているんだろうというくらい使っています」と、オイスターソースの消費が早すぎることを話す。ラストの白石は「私、芋けんぴに恋をしているのよ」と回答。とにかくいろいろな種類があることを熱弁しながら、「本当に好きなんですよ。今いちばんハマっている食べ物です」と芋けんぴに虜になっている様子を見せる。そんな白石に対し、鈴代は「恋は盲目って言いますしね」とコメント。白石が「その通り！」と返し、コーナーは締めくくられた。また終盤では、アニメ第1話のあらすじ、先行カットを公開。また本編が全13話で物語の完結まで描かれることが明かされた。
最後の挨拶となり、鈴代は「自分自身と向き合うような、観ている1人ひとりが自分のことを考えさせられるような作品でもあるのかなと思いながら、楽しく九龍の世界にどっぷり浸からせていただきました。本編を観たらけっこう驚く展開が待っていたりしますので、ぜひ第1話から見逃すことなく追っていただけたらうれしいです」と笑顔。置鮎は「キービジュアルに不思議な立体物が描かれているんですけど、それは一体なんぞやというところがけっこう肝になってくる。この世界に隠された秘密、そして『令子は一体……？』と思うようなことがたくさん出てくると思うので、1話1話見逃さずにご視聴ください」と続ける。
杉田は「思い出を抱かない者はいないという話を最初にしましたが、それを大切にするのであれば、誰かの美しい記憶、思い出、夢をとやかく言わない、称えられる優しさが大事だなって思っています。自分の夢を、幸せを大事にするなら、それを自然とできる人でありたい。『九龍ジェネリックロマンス』に関わるようになってから、より強く思うようになりました」と反芻する。白石は「この作品とともに、皆さんにもぜひ令子と一緒に振り回されながら、九龍に迷い込んでいただきたいなと思います。この夏は一緒に九龍に恋をしましょう」とメッセージを贈った。
TVアニメ「九龍ジェネリックロマンス」
放送情報
テレ東系列ほか：2025年4月5日（土）23:00～
配信情報
ABEMA、アニメタイムズ：2025年4月5日（土）より毎週土曜日23:30～
スタッフ
監督：岩崎良明
シリーズ構成・脚本：田中仁
キャラクターデザイン：柴田由香
総作画監督：竹本佳子、中谷友紀子
美術監督：金子雄司
美術デザイン：平澤晃弘
プロップデザイン：岩永悦宜
色彩設計：松山愛子
撮影監督：今泉秀樹
編集：吉武将人
音響監督：明田川仁
音楽：佐高陵平（Hifumi,inc.）
アニメーション制作：アルボアニメーション
キャスト
鯨井令子：白石晴香
工藤発：杉田智和
蛇沼みゆき：置鮎龍太郎
タオ・グエン：坂泰斗
楊明：古賀葵
小黒：鈴代紗弓
ユウロン：河西健吾
(c)眉月じゅん／集英社・「九龍ジェネリックロマンス」製作委員会
提供元：コミックナタリー
