

「青の祓魔師展」では美麗な直筆原稿や複製出力されたイラストを使って、燐たちが歩んできた物語を各エピソードごとに紹介していく。入場口をくぐるとまず登場するのは、「メフィストからの招待状」と銘打ったエリア。会場はメフィスト・フェレスが創造したという「過去を安全に閲覧できる“摩訶不思議部屋(ヴンダーカンマー)”」という設定のもと設営されており、メフィストの招待状を展示している。

続いて来場者を迎えるのは、燐たち祓魔塾生やメフィスト、シュラといった主要キャラクターたちのプロフィール、それぞれがコミックスのカバーを飾ったカラーイラストを、ステンドグラスのような美しい装飾の中で紹介する「青の記録」。その後「覚醒篇」「京都・不浄王篇」「島根・啓明結社篇」「青森・八郎太郎篇」「学園・名探偵篇」「天変篇」「終夜篇」「無双篇-兄弟喧嘩-」「無双篇-サタン復活-」と、これまでの「青の祓魔師」の歩みをエピソードごとに区切って振り返るエリアへ。直筆原稿に加え、制作資料もお披露目されている。各エリアの序盤には加藤からのコメントを掲載したパネルも展示。さらに一部の原稿にも加藤やアシスタント陣の解説文が添えられた。

原稿展示コーナーを抜けた来場者が辿り着くのは「メフィストの部屋」と銘打った映像展示エリア。どのような映像が展開されているのかは会場で確認しよう。最後のコーナーとなる「青の創造」では、「青の祓魔師展」用の描き下ろしキービジュアルをはじめとした数々のカラーイラストが披露されているほか、「青の祓魔師」のこれまでのメディア展開についてや、作品を支えるアシスタントについての紹介も。さらにメフィストの立像がフォトスポットとして設けられている。
入場券は通常チケットに加え、グッズ付きも販売。グッズ付きチケットには、燐をはじめとした9人のキャラクターのクリアカードと、各キャラクターの武器や持ち物が描かれたしおり、キービジュアルを用いたハードカバーが付属する。なお来場者には、加藤描き下ろしの“記念写真風ブロマイド”全5種からランダムで1枚をプレゼント。このほか松屋銀座8階のMGカフェでコラボカフェを展開中だ。
「青の祓魔師展」は愛知、京都への巡回も実施。愛知では名古屋PARCOで6月28日から7月27日まで、京都では京都博物館で2025年夏の開催を予定している。
「青の祓魔師展」
東京会場
日程:2025年3月11日(火)~24日(月)
時間:11:00~20:00 ※最終入場は閉場30分前まで、3月16日(日)、23日(日)は19:30閉場、最終日は17:00閉場。
会場:東京都 松屋銀座8階イベントスクエア
主催:青の祓魔師展東京実行委員会
企画:青の祓魔師展製作委員会
協力:ジャンプスクエア編集部
協賛:TOPPAN、ローソンチケット
愛知会場
日程:2025年6月28日(土)~7月27日(日)
会場:愛知県 名古屋PARCO 南館9F PARCO HALL
京都会場
2025年夏開催予定
会場:京都府 京都文化博物館
提供元:コミックナタリー