七沢ゆきの原作による佑元セイラ「侯爵令嬢の嫁入り ~その運命は契約結婚から始まる~」1巻が本日3月1日に発売された。大正時代を舞台に、伯爵家の若き実業家と天涯孤独の少女が織りなす帝都浪漫物語だ。
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不慮の事故で幼い頃に両親を亡くして以来、“廃屋令嬢”と蔑まれながらも、誇りは捨てずに生きてきた少女・小邑雛。天涯孤独となった雛は、亡き母に妄執する叔父からの執拗な嫌がらせに耐える日々を送っていた。そんなある日、彼女の前に冷酷非情と噂の青年実業家・土岐宮鷹が現れ、雛が持つ“小邑女侯”という家柄を利用させろと、契約結婚を提案。失うものなどない雛は、叔父に奪われた母の形見を取り戻してもらうことをただ1つの条件に、その契約を受け入れる。互いの利害一致で始まった結婚生活。だが伯爵家の継承争いをする鷹の周囲は敵にまみれており、雛は歪な愛憎と復讐に巻き込まれていく。
提供元:コミックナタリー