マンガ家育成スクール「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」のゲスト講師に、
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ゲスト講師には浦沢、水上、
ゲンロンが2017年に設立し、批評家・マンガ原作者のさやわかが主任講師を務める「ゲンロン ひらめき☆マンガ教室」。第一線のプロであるマンガ家をゲスト講師に招き、作家に必要な自己プロデュース力鍛える同スクールは、「マリッジトキシン」原作の静脈、「君と悪いことがしたい」の由田果らを輩出した。第8期は5月から2026年5月までの約1年間開講され、3月31日12時まで受講生を募集している。
さやわかコメント
ひらめき☆マンガ教室は、あなたがマンガを描き、マンガを読み、マンガについて考える力を、最大限まで伸ばす教室です。今年で、第8期目を迎えました。
「ひらめき」とは何でしょうか。それは、あなたのマンガ活動を円滑にする、柔軟な発想の力です。
マンガで表現活動をすると、さらにはマンガについて考えていると、どうしても、わからないことが出てきたり、ネットなどで見聞きする曖昧な情報に惑わされたりします。
たとえば「コマ割りの仕方」。たとえば「面白さとは何か」。たとえば「編集者に言われたアドバイスの意味」。たとえば「自分は、どんな作家になっていくべきか」。
ひらめき☆マンガ教室は、そうした疑問の数々を、解きほぐしていける教室です。現役の商業漫画家として活躍する講師たちは、あなたの問いに、真摯に応えてくれます。マンガ家という仕事の内実や、作業を効率的に進めるノウハウ、息抜きの仕方などまでも、役立つアドバイスが毎回、行われます。
聞こえがいいだけの創作論や、万能のように見せかけた悪しき技術論からの発想の転換をはかり、きわめて実践的で、かつあなた自身の活動に即した解決(=ひらめき)を探るのが、この教室のやり方です。
マンガに興味があって、ここで学ぶ意欲がある人なら、どんな方でも歓迎します。もちろんマンガが描けなくても構いませんし、プロ作家も、ほぼ毎年、受講生として学びに来ています。
求められるのは、作品を完成させるやる気と、よりよく変わろうとする積極性、そしてあくなき行動力のみです。つまりは、あなたにも努力してもらいたい、ということです。簡単なことのように思われるかもしれませんが、1年のカリキュラムはそれなりにたいへんですので、どうかぜひ、それらを携えていただければ幸いです。
それを踏まえて、この教室の一員になっていただければ、1 年後には、あなたにとってマンガは、必ずや、以前と全く違った価値を持つ、もっと素敵な、大切な、「なにか」になっているに違いありません。
眉唾ものだと思われるかもしれません。しかし過去7期にわたる受講生の、在籍中からの、そして卒業後の活躍ぶりが、この教室の方針の正しさを証明してくれています。ですから、僕は、自信を持って皆さんをこの教室へお招きします。
数多くのご応募をお待ちしております。(主任講師 さやわか)
提供元:コミックナタリー