市中銀行の金利指標ともなっている短期償還期限の財務省証券(TB)の公開入札が22日に行われ、発行上限額250億ペソの4.7倍に相当する1178億ペソの応札があり、12週連続で発行レートが下落した。RCBC銀行チーフエコノミストのマイケル・リカフォート氏によると、中央銀行がさらに利下げに動くとの見方が強まっているため機関投資家のTB購入意欲が高まったという。90日物の発行レートは前回比0.067ポイント減の4.883%に下落。また、182、364日物もそれぞれ5.081、5.195%に下落した。政府は今年の財政赤字幅が1兆6000億ペソに拡大すると予測しており、総額2兆6000億ペソを調達する計画。(22日・インクワイアラー)
TB発行レート 12週連続で下落
2025/9/24
経済
