フィリピン証券取引所(PSE)は16日午前9時、食品・飲料大手のデルモンテ・パシフィックの株式売買取引を一時的に凍結させた。今年4月30日までと期限が切られている年次報告書を9月16日時点で同社がまだ提出しておらず、PSEの上場ガイドラインを遵守していないための措置。「DELM」というティッカーシンボルを持つデルモンテ・パシフィックはカンポス一族が経営する持株会社で、パイナップルなどの生鮮フルーツやフルーツ加工品、フルーツ飲料やトマトソース、調味料やパスタなどを製造する食品・飲料分野の企業を傘下に持つ。しかし、同社の米国子会社であるデルモンテ・フーズが7月1日、米連邦破産法第11条の適用を申請している。(16日・インクワイアラ―)
比デルモンテ株式取引停止
2025/9/18
経済
