国内複合企業大手メトロパシフィック・インベストメンツ(MPIC)は、鉄スクラップのリサイクル事業に向けた事業可能性調査を実施するため、アジア・太平洋州三井物産マニラ支店および国内製鉄大手スチールアジア・マニュファクチャリングと提携する方針を明らかにした。MPICグループのサプライチェーンで発生する鉄製スクラップを三井物産が買い取り、スチールアジア社による鉄鋼製品への再生過程を経て、再び国内のインフラ事業に向けた鉄鋼製品として再利用するシステムが構想されている。MPICのカバル・レビリヤ最高財務・リスク・持続可能性責任者は「鉄鋼製品の閉ざされたループシステムを構築することは、資源採掘を減らし、温室効果ガス排出量を減らし、国内でより強固なサプライチェーンを構築することになる」とその利点を強調している。 (8月31日・スター)
鉄スクラップ再利用 MPICが三井物産らと提携
2025/9/2
経済
