国内最古の財閥と言われるアヤラ財閥の中核持株会社、アヤラ・コーポレーションは今年1~6月期の決算報告を行い、連結中核純益が237億ペソと前年同期比2%縮小したことを明らかにした。通信事業とエネルギー事業からの純益貢献分が落ち込んだことが要因。傘下の拡大商銀大手BPIの上半期純益は330億ペソで同8%増と好調だったほか、不動産開発事業部門のアヤラランドも142億ペソと同8%増加した。しかし、携帯通信部門グローブの純益が124億ペソと同14%減少したほか、再生可能エネルギー部門のACENの純益が、ベトナムにおける風力発電事業で27億ペソの減損損失を計上したため、7億6300万ペソとなり、同88%減と大幅に縮小した。(14日・スター)
アヤラ財閥純益 上半期は2%減
2025/8/15
経済
