ロペス財閥の再生エネルギー事業部門エネルギー開発会社(EDC)は1日、ソルソゴン州ソルソゴン市で開発していたタナウォン地熱発電所の稼働を開始した。最大発電量は22メガワットで、事業費は70億ペソ。操業開始式典にはシャロン・ガリン・エネルギー大臣も参加した。EDCは同発電所の開発事業の一部を姉妹会社のファースト・バルフォア社と日本の東芝に発注している。EDCは今年7月にはアルバイ州マニト町で開発していた最大発電量29メガワットのパラヤン・バイナリー地熱発電所を稼働させたばかり。同社は今年中にさらにマハナグドン・バイナリー地熱発電所(レイテ州)を稼働させる予定であるほか、ビコール地域バコン・マニトとレイテ州、そして東ネグロス州で計40メガワット時のバッテリーエネルギー貯蔵システム(BESS)3事業を始動させる計画。また、2026年には西ネグロス州でもバゴ・バイナリー地熱発電所を完工させる予定。(1日・インクワイアラ―)
ソルソゴン市の新地熱発電所稼働
2025/8/4
経済