中央銀行によると、5月単月のフィリピン人海外就労者(OFW)や在外比人らによる比国内への個人送金額合計が29億7100万ドルで前年同月比3.0%増加した。しかし、前月4月に記録した29億7500万ドルからはわずかに減少している。また、前月4月の個人送金額の伸び率4.1%や前年5月の同3.7%に比べて伸び率が落ち込んだ。ちなみに銀行を通じた5月の現金送金額合計は26億5800万ドルと前年同月比2.9%増だった。これで1~5月期における個人送金の累積額は153億4300万ドルとなり、前年同期比3.0%増と堅調に伸びている。送金元としては米国が全体の40.2%を占めてトップ。次いでシンガポールが同7.4%で2位、サウジアラビアが同6.4%で3位。日本も5.0%で4位、英国が4.6%で5位だった。(16日・マニラタイムズ)
5月OFW送金29.7億ドルに増加
2025/7/17
経済