エネルギー省によると、13日に始まった聖週間(ホーリーウィーク)中に国内石油元売り各社がガソリン小売価格などを大幅に引き下げる。シンガポールのプラッツ社による原油査定価格をモニターしているエネルギー省石油産業管理局のロメロ局長が明らかにした。同局長によると、ガソリンが1リットル当たり3ペソ30センタボ~3ペソ75センタボ、軽油も同2ペソ90センタボ~3ペソ40センタボ引き下げられる見通し。また灯油も同3ペソ40センタボ~3ペソ50センタボ引き下げられる。石油製品価格の下落は米中の関税戦争やサウジアラビアによる原油販売価格の引き下げ、そして石油輸出国機構(OPEC)による産油量の引き上げなどが要因とされる。比国内では4月8日にも石油製品価格が引下げられている。(12日・インクワイアラー)
ガソリン小売価格 聖週間に大幅値下げへ
2025/4/15
経済