メトロバンクや比トヨタを傘下に持つ国内複合企業大手のGTキャピタル・ホールディングスは2024年決算報告を行い、連結純益が288億ペソで23年の293億ペソから1.7%縮小したことを明らかにした。しかし、非経常収益を除外した中核純益は前年比11%増加している。傘下の拡大商銀大手、メトロポリタン・バンク&トラストの純益は481億ペソと同14%増加したほか、トヨタ・モーター・フィリピンの純益も159億ペソで同15.3%増加した。比トヨタは昨年、新車販売台数が21万8019台と前年比9%増加し、過去最高だった。一方、不動産開発部門子会社のフェデラルランドの純益は7億5000万ペソと前年比64.3%減と大幅に縮小した。連結対象のメトロパシフィック・インベストメンツが連結中核純益236億ペソと同21%増加し過去最高益を記録したが、保険会社のAXAフィリピンは純益25億ペソと同3.8%減少した。(27日・マニラタイムズ)
GTキャピタル24年純益1.7%減
2025/3/28
経済
